速さでは明らかにStonerが上でした。
先行を許してしまえば昨日の私の予想通りの結果になっていたに違いなく、とにかくスタートを決めてまずはHaydenに先行し、あとはひたすらStonerとの競り合いに持ち込む、それが勝利への唯一の道だったし、Rossiはそれを実行し、成し遂げました。
タイム差があるとは言え予選2位を確保したRossi、Stonerがスタートで飛び出すのはわかっていたので、地元ラグナ・セカを得意とするHaydenには間違っても前に行かせるわけには行かなかったわけですが、まずはスタートを決めてこれに成功。
すぐにStonerに追いつき、パスしたらあとはとにかく必死でStonerを抑え切るのみ。
WUPでセッティングが出たのか、あるいは勝利への執念のなせる業か、FPでもQPでも出したことのない21秒台を連発するRossiでしたが、Stonerはその気になれば21秒台前半のタイムを出す余力がありました。その証拠に、2コーナーではらんだ直後、わずか1周でその差を埋めて見せました。
ですが今日のRossiの集中力は半端ではありませんでした。
何度もトップに出ようと襲いかかるStonerに対し、とにかく一瞬たりとも先行を許さない気迫で、抜かれたら即抜き返す、この繰り返し。Rossiにしてみれば、一旦先行されてしまえば速さで勝るStonerに追いつけなくなるのはわかっていて、とにかく抜かれたら差がつく前に速攻で抜き返す、これが唯一の作戦だったのでしょう。
終盤、Rossiのオンボードカメラに写るリアタイヤはもぼろぼろでしたが、Stonerはどうやらそれ以上だったらしく、コーナー立ち上がりでリアを振られる場面が目立ちはじめました。
そしてあの最終コーナー。
ブレーキング競争で一瞬リアを振られたStonerが、タイトな最終コーナーを曲がりきれずコースアウト。ここで勝負あり。
しかしコースアウトして転倒したStonerがコーナーに復帰してもまだ2位。3位までは8秒差。二人がどんだけ異次元の走りをしていたかがよくわかります。
Edwardsは恒例のスペシャルカラーを纏って登場。でもドイツで痛めた首がブレーキング時に相当痛むらしく、結果は振るわず。まぁやむなし。夏休み中にじっくり静養してください。
カラーリングですが、昨年の「トルネード」も良かったんですが、今年のもなかなか良いですね。星条旗は好きじゃないですが、普段のミシュランカラーよりも全然かっこいいし、今年は事実上のノースポンサーなので残りシーズンをこのままにして、フランスとアメリカの架け橋になっちゃどうなんでしょう?
Lorenzoはまた伸身で空中1回転半ひねりをきめて着地に失敗したような派手なコケ方をカマしていましたが、大丈夫だったんでしょうか?左足痛そうにしていたようですが。
彼もその才能はピカイチなんですが、こんなコケ方を続けていると大成する前に体壊すんじゃないかと心配です。
さて、世界中のY党が溜飲を下げての夏休み突入。後半は勝って勝って勝ちまくるぞ〜!!!
Y党のたまり場 〜YAMAHA党よ集え!〜
20年来のヤマハ党、結良明宏によるmotoGPとバイク模型のブログ。日々の出来事も斬ります。
【アメリカGP】Rossi、執念の勝利
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