長いこと更新さぼってしまいました。ちょっと仕事の方が忙しくなってしまい、精神的にもいっぱいいっぱいだったのでちょっとそれどころじゃない感じでした。
ZX−RRの方ですが、まぁぼちぼち進めてはいます。

見ての通りホイールです。
久々に軽量化の加工をしました。方法は以前と同様で、モーターツールを使って一発彫り、です。

タンク裏側やスイングアームに溶接痕の加工をしました。

こちらはフロントアッパーカウルのステー。奥にあるのはキット状態ですが、TopStudioの方がリアルさは断然上ですね。でも05YZR−M1ではこのステーは再現されていなかったので、あるだけマシです。

排気管はバラバラにしてしまいました。
キットパーツの状態だと、合わせ目消しも出来ないし塗装もやりづらいし。ZX−RRとしてはこれが最終状態ではなくて、集合管を採用したものが06としては最終型なんですが、整形や塗装の都合を考えればそっちの方が良かったかも。でも集合タイプはYZR−M1のようにスプリングがいっぱい付いてるんですよね。それを考えるとこっちの方が楽とも言えるんですが、果たしてどちらが良かったのか。
で、今回のディテールアップを機に、一部で話題(?)のアドラーズネスト製パーツをいくつか購入してみました。
ひとつの目的はリアルで使いやすいカウルファスナーを探すこと、でした。
過去には、東急ハンズで買った虫ピンを使ってみたり、1mmアルミ棒を削りだしてみたり、いろいろと試しては見たものの、一長一短で今一歩な感じ。
求められる条件としては、まず径が1mmであること。
頭があって柱状の胴部がある虫ピン形状のもので、頭の径がぴったり1mmというのは私の知る限り世の中に存在しません。
1mmアルミ棒ならこの条件は満たすんですが、頭から胴まで1mmあるのでカウルに1mmの穴を開ける必要があり、薄いタミヤ製カウルパーツのぎりぎり端の方に1mmの穴を開けるのはちょっと勇気が要ります。その意味では虫ピン形状のもののほうが優秀。
で、買ってみたアドラーズネスト製はちょうど直径1mmで虫ピン形状と理想的。
なのですが、やはりちょっと問題があります。

向かって右が加工前なんですが、頭部が丸すぎるんです。実物はもっと薄い。
で、やむなく金ヤスリをつかって削り込んだのが向かって左。
クローズアップにするとイマイチな形状ですけど、実際にはまぁこれで何とか使える感じにはなりました。
期待のアドラーズネストもイマイチな感じではありましたが、せっかく買ったので当面これで行こうと思います。
あんまり進んでいません。カウルの表面処理と、スイングアームやフレームの裏打ちをやったぐらい。
で、仕方ないのでYZR-M1といろいろ比較をしてみました。
motoGPマシンとして、同じ並列4気筒のレイアウトを採用するYZR−M1とZX−RR。エンジンやフレームのレイアウトからその設計思想の違いを読みとってみましょう。ってことで
まずフレーム。

いわずもがな、右がYZR−M1,左がZX−RR。
ZX−RRのフレームは、エンジンを左右から抱え込むような形状になっているため一般には幅が広いように思われていますが(ような気がする)、まぁ実際広いのは広いんですが、その差はわずか。YZR−M1のものは、エンジンハンガーにかけてぐっと広がっているので、ここを含めるとほとんど変わりません。
エンジンハンガーから後ろはZX−RRの方がぐっと絞り込まれた形状になっています。
次にエンジン。
まずは左側面から。

今度は右がZX−R。
ZX−RRの方が背が高いように見えますが、カムカバーからクランク軸までの高さそのものはほとんど同じ。冷却水ポンプなどがシリンダーブロックの真下にあるZX−RRに比べて、それらが大きく後方にオフセットされていてクランクケース下がすっきりしているのがYZR−M1の特徴ですね。このおかげでYZR−M1の方がかなりエンジン全高が低く抑えられています。
ただ、YZR−M1ではオイルパンが深いので、そこまで含めると実はエンジン全高はそれほど変わらなかったりするんですが。
右側面。

一目瞭然。クラッチの位置が全く違います。コンベンショナルなZX−RRに比べて、YZR−M1ではシリンダーブロック後方に背負うようにミッション軸を設けたレイアウトが非常に特徴的です。
思うに両者の設計思想としては、ZX−RRではエンジン前後長の短縮を重視しつつ低重心化を重視、YZR−M1では同様の狙いながらさらにマスの集中化を重視した、という感じでしょうか。
エンジン前方から。

全幅はわずかにZX−RRの方が大きいです。ただまあ所詮模型なので、カウルの外形を保つためにこの辺は多少調整されている可能性はありますが。
製作は続きます...
06ZX−RRをやります。
modeler GP 2008参加作品です。あ、まだ参加表明してなかったっけ?
今回もTopStudio製パーツを使います。もちろんタミヤのディテールアップパーツも使います。
まずは前回の
05 YZR-M1と同様にTopStudio製パーツの
レビューから行ってみようと思います。M1のときにくらべると、使いやすさの面でいろいろと進化を遂げているようです。
箱はYZR−M1の時と同じサイズ。

こちらは各種配線用コネクタ。相変わらず細かい。

M1のときと大きく違うのは、レジンの色が薄いグレーになったこと(M1では白)。グレーになったことで視認性がぐっと向上し、パーツの形状がつかみやすくなりました。あと、パーツ表面のなめらかさも向上しているように感じましたが、これはひょっとしたらグレーになって見やすくなっただけなのかも知れません。

ちょっと大きめのレジンパーツ。前回と同様、コネクタ類とは別の袋に収まっていました。
これもグレーのレジンが使われていますが、クーラントタンクだけは白なのがうれしいです。ステアリングダンパーはタミヤとカブりますが、この細さでこの長さのパーツに、まっすぐに貫通穴を開ける自信がないのでここはタミヤを使います。
クラッチは素晴らしい出来。金型を使ったインジェクション成型では絶対に出来ない、側面の細かいモールドまで再現されています。
メーターパネルもあるんですが、裏面の突起形状以外はタミヤのまんまコピーに見えなくもないです。タミヤじゃまずいんだろうか?いまのところ不明。
お次はエッチングパーツ。

M1と同様、厚いのと薄いのの2枚構成。M1では薄すぎて使えなかったチェーンプラーなどのパーツは、今回は厚い方に含まれているので使えそうです。その他リベット状やボルト状の細かいパーツがたくさん付いてるんですが、使いこなせるんだろうか...

なぜかアルミ蒸着パッケージに封入された金属パーツ類。反射のせいで見えにくいですが、ストロークセンサーやリアサスのリザーブタンクが含まれています。タンクはこれまたタミヤとカブりますが、塗装をしなくて良いのでタミヤを使おうと思います。
その他、カウル固定用?と思われるリベットも付属。

そして前回まったく使いこなせなかった線やパイプ類ですが、今回はひょっとしたらかなりきっちり使いこなせるかも知れません。
その理由は...

これ、説明書にあります。
YZR−M1用に比べて最も進化したのはこの取扱説明書と言って間違いありません。
何が違うって、まず外見からして違う。
前回はA4程度の紙っぺら一枚だったのに比べれば、今回はもう冊子になっていると言うだけでも大進化です。
中身もぐっと充実。たとえばこれ↓。

なんと配線図です。
それぞれの線の終端がどこに接続されるかが、記号を使って丹念に解説されており、今までのようにわからない配線をテキトーにエアボックス内に突っ込んでごまかす、なんてことをする必要が無くなります。製作者の入念なリサーチが忍ばれます。
どこにどの配線パーツを使用するかも解説されていて、ユーザーは現物に合わせて配線の長さを調整する程度で済むようになっています。
というか、この辺りの接続関係は、専門的な知識のない我々一般のモデラーが資料を使って調べても解読するのはほぼ無理な領域であり、そういう意味での資料性もあると言える最高の説明書になっていると思います。
てな感じで明日から製作開始です。